まーけっと女子大学

はじめまして♨️ このnoteでは、水曜日から火曜日の一週間(ゼミが水曜だからw)のマーケットの動きや、金融・証券市場の様々な情報を学生なりにまとめていきます👨‍🎓👩‍🎓 また、株式投資に関する知識を共有していきたいと思います! 日々の更新を震えてお待ち下さい😊(ゼミ内での進捗状況によって、はてなブログで公開できない週がある場合があります)

今週のマーケットチェック(12/12〜12/17)

こんにちは!
もう12月後半に入りました!
一気に冷え込んできたので、体調に気を付けましょう⛄️❄️

それでは今週のマーケットチェックです!!

米国債10年物利回り


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(Trading Viewより)

米国債10年物利回りはこの1週間で終値4.328%から4.395%まで上昇しました。
16日に発表されたアメリカの12月非製造業PMI(購買担当者景況指数)が約3年ぶりの高水準であったことを受け、アメリカは再びインフレに向かい米長期金利の上昇に繋がりました。

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(みんかぶより)

日本国債10年物利回り


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(Trading Viewより)

日本国債10年物利回りは横ばいでした。
日銀が利上げを行った場合は日本国債10年物利回りも上がると考えられます。

ダウ工業株30種平均


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(Trading Viewより)

ダウ工業株30種平均は46年ぶりに9営業日続落しました。
米12月非製造業PMIの結果は好感されましたが、FOMCを控えた慎重ムードもあり下げが続いているダウの上値は重く、小幅に下落しました。

S&P500種指数


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(Trading Viewより)

米国長期金利の上昇や、半導体大手のNVIDIAの3日続落を受けS&P500指数は下落しました。
NVIDIAは中国の独占禁止法調査や競合他社とのAI分野の競争激化が警戒材料となり、最高値から11%下落しました。
しかし、16日には最高値に届かずともS&P500種指数は反発しました。
S&P500種指数の今後の見通しに関して、17-18日に行われるFOMCの結果が重要です。

NASDAQ総合指数


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(Trading Viewより)

米国のアップルやアルファベット、半導体大手のブロードコムにけん引され、ハイテク株比率が高いNASDAQ総合指数は上昇しました。
ブロードコムは13日、21%株価が急騰し時価総額が1兆ドルに達しました。
生成AIインフラを拡充するクラウドプロバイダーからのAI向けカスタム半導体やネットワーク関連製品の需要が増加するとの期待により株価が上昇しました。
S&PNASDAQは現在、時価総額の大きな企業の株価が上昇している影響により指数が伸びています。
ダウのみ下落しているのは後に載っているヒートマップからも分かるように、ダウの構成銘柄の中で指数をけん引するほどの上昇を見せる銘柄がないからだと考えられます。

日経平均株価


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(Trading Viewより)

日経平均株価は18-19日の日銀金融政策決定会合の結果に備え積極的な買いを見送る動きとなっています。

TOPIX


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(Trading Viewより)

TOPIX日経平均株価と同じく日銀金融政策決定会合の結果待ちでボックス相場です。

為替(ドル/円)


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(Trading Viewより)

ドル円は一時153円台前半まで下落しました。
しかしそれ以前は6日連続円安に動いていることから、日本の利上げが遠のく予測が広がっていることが分かります。

WTI原油先物価格


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(Trading Viewより)

WTI原油先物価格は、主要産油国による減産体制の長期継続を受けて買いが入りましたが、その後下落しました。
米国のドナルド・トランプ次期政権の政策によりガソリンの需要が増加した場合は上昇する可能性があります。

VIX

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(Trading Viewより)

VIXは、先週の14.19ポイントから14.69ポイントまでやや上昇しましたが、まだ依然として低い値を維持しています。

Fear and Greed index

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今週は、先週から引き続きNEWTRALを維持しています。17日から18日のFOMCでの利下げ観測が確実視されているため様子見ムードです。

Fed Watch

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(CMEより)

Fedwatchを見てみると、次回のFOMCで25bpの利下げ予想が97.1%まで上昇しました。
パウエル議長は、市場はハト派的な発言を期待しているが、今後のインフレ鈍化の進捗や労働市場の強さ次第で利下げペースが緩やかになるシグナルが出されれば、ドル高が継続する可能性がある、としました。

ヒートマップ

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(finvizより)

ヒートマップを見ると、いわゆるマグニフィセント7と呼ばれるメガテックが値を上げ、その他の企業は値を下げているところが多いです。
先週に引き続きNVIDIAが下落しています。下落要因としては、中国の規制当局が独占禁止法違反の調査を発表したことが考えられます。

重要経済指標

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マネックスより)

12日、PPI(生産者物価指数)は前年同月比+3.1%と、大きく上昇しました。背景には、鳥インフルエンザの影響で卵の価格が前月比+55%上昇するなど食品価格が大幅に上昇したことがあるかもしれません。米国労働省労働統計局によれば、財価格の上昇の約8割を食品価格が占めていることからも分かります。
PPIが市場予想を上回る伸びを示したことで、インフレ再燃懸念を生じさせる結果となりました。
FOMCで利下げ観測が確実視されていますが、利下げの有無だけでなく、パウエル議長の発言などからFRBメンバーが現状のインフレ状況をどのように評価しているかを確認する必要があります。

投資主体別売買動向

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(トレーダーズウェブより)

青い線が海外投資家、赤い線が国内の個人投資家、緑の線が国内の法人を指しています。
このデータは2週間前のデータですが、海外投資家と国内法人が買い越しています。
国内の個人投資家は、売り越しに転じました。

注目決算

マクロ経済ニュース

まとめ

今週は、17~18日のFOMCを控え、緊張感が漂う慎重ムードとなり、VIXも上昇しました。18日のFOMCでのパウエル議長の発言に注目です!